初孫
昨日、ゴリオファミリーのケージを掃除しようとしたら、
ゴリオに何か付いているではありませんか…
よく見るとベビー!!
ようやくゆずの袋から出てきたようです。
でも何でよりによってゴリオにくっ付いてるんだろう・・・
先日に書きましたが、最近はゴリオが凶暴化しているため触れようとすればフルパワーで噛まれます・・・
ええい!
いくらでも噛まれてやるっ!!
待っていろベビー!!!
と意気込みゴリオに向け手を伸ばす!
すると手に気づき振り向くゴリオ!
嗚呼・・・噛まないでぇ・・・;w;
休めず手を伸ばす・・・
ゴリオ、私の手をクンクンと品定め・・・いやぁ;w;
・・・?
ゴリオが・・・
噛まない!?
一瞬の隙を見てベビー二匹の奪取に成功!!
ちっこ~い!!
ゴリオとゆずの初のベビーであり、吹雪と雪崩夫婦の初の孫になります。
二匹ともしっかりノーマル体色の模様があります。
遺伝的な事を言うと100%リューシスティックへテロのコです。
このコらがノーマル体色であると父であるゴリオはその他の優性遺伝をホモで持っていなかったというのがわかります。
リューシスティックとして迎えたゴリオですが、両親の情報は一切聞けななかったので…しっかり「ゴリオ」というフクロモモンガの情報を整理する第一歩となりました。
さてさて、先日1匹だけ確認ができた性別についても2匹分確認できました。
な、なんと・・・!
2匹とも男の子!!
吹雪は女の子2匹を産み、娘のゆずは男の子2匹・・・
なんて産み分け(?)がうまいんでしょうこの母子(笑)。
ベビー比較
右:吹雪のベビー(12月2日産)
左:ゆずのベビー(12月14日産)
一回りくらいの差がありますね。
吹雪ベビーはパッチリお目め。
ナイスカメラ目線です。
がおー!!!
いやぁーたまりませんねぇ(*^-^*)
遺伝子を紐解く
本日、ついにゆずのコが袋から1匹だけ出ていたのを確認しました!
思ったとおりのノーマル表現ヘテロっこでした(リューシ×ノーマル)。
これでリューシが劣性遺伝である事を確認できたので、
私も晴れて「リューシは劣性遺伝です!」と言えるわけです(=´∀`)
ちなみに男の子です。
もう1匹は袋の中で確認できませんでした・・・(T-T)
なんていうか・・・ベビーが大きくなるにつれ、ゴリオがめっちゃ凶暴になっています。
やはり群れのボス・・・
フルパワーで齧られ流血ですorz
さて、先日紹介したホワイトフェイスのペアですが、名前が決まりました。
男の子が恵比寿(えびす)。
カメラについているストラップがお気に入り。
女の子が花火(はなび)です。
嬉しいことに私の手の上がお気に入り(?)
りんごを食べては寝てしまいます(*ノω・*)
ちなみにこのペア、どちらのコも片親がクリミノだったりします。
そしてどちらのコも片親からしかホワイトフェイスの遺伝子を継いでませんので、
見た目は「ホワイトフェイス」ですが、
実際は「ホワイトフェイスヘテロ・クリミノヘテロ」という事になりますね。
やたら名前の長い超ヘテロっ子です。
言い方変えると雑種です(笑)。
この時点でクリミノは劣性遺伝、ホワイトフェイスが優性遺伝という事がはっきりしました。
もうこの遺伝についても「推測」と言わなくても良いのです!
しっかり「確定」と言えるのです!やったー!
このペアの子供たちは
ホワイトフェイス 約62.5%
ノーマル 約18.75%
ホワイトフェイス・クリミノ 約12.5%
クリミノ 約6.25%
の4種のカラーが産まれます(%は表現が出る確率)。
厳密に言うと
【ホワイトフェイス表現】
ホワイトフェイス
ホワイトフェイスヘテロ
ホワイトフェイス・クリミノヘテロ
ホワイトフェイスヘテロ・クリミノヘテロ
【ノーマル表現】
ノーマル
クリミノヘテロ
【ホワイトフェイス・クリミノ表現】
ホワイトフェイス・クリミノ
ホワイトフェイスヘテロ・クリミノ
【クリミノ表現】
クリミノ
こんなに多種なベビーが産まれます。
%だけみると実はきっちり遺伝子の揃ったノーマルとクリミノが同率(6.25%)で確立が一番低いです。
一番確立の高いのが両親と同じ遺伝子のホワイトフェイスヘテロ・クリミノヘテロ(31.25%)。
ぜひともクリミノ表現(ホワイトフェイス含)のコが産まれてほしいですが・・・5匹に1匹産まれるかですねぇ…
まぁまだまだ先の話ですけどね(*ノω・*)
こういう計算をしながらニヤニヤしている管理人でした(笑)
動物取扱業
12月2日産まれの双子のベビーは数日前に目が開きました。
目が開いたベビーはめちゃくちゃかわいいですね~。
私がフクモモの繁殖を行う大きな理由としては、この目が開いた直後のかわいさを直に味わうためには自家繁殖しかないからという事もあります(*^-^*)。
絶対にこのサイズでお店に並ぶことは無いですからね~。
さらに、なんと!
まだ里親募集の記事も書いて無いのですが、このHPを縁に双子とも里親さまが決まりました。
そうです!これこそ私のやりたい事のひとつ!それは「フクモモの輪をもっと広げる」事であり、HPを通じて交流が広がっていくというのは嬉しい限りですね!
そこで、標記の件になります。
ブリーダーを目指すワケではないですが、里親募集を行う上で必要だと思い
「動物取扱業」について調べました。
結論からすると、私が里親募集をする上で動物取扱業登録は「とりあえず必要ない」ことが分かりました。
それが例え有償を含むものであってもです。
まず、大前提として
動物取扱業とは
「社会性をもって、一定以上の頻度又は取扱量で、事業者の営利性を目的として動物の取扱いを行う」
【社会性とは】
特定かつ少数の者を対象としたものでないこと等、社会性をもって行っていると認められるものであること。
【頻度・取扱量とは】
動物の取扱いを継続反復して行っているものであること、又は一時的なものであっても多数の動物を取り扱っているものであること。
(年当たり2回又は2匹のいずれかを超える取扱いがある場合は、当該要件に該当します。)
【営利性(事業性)とは】
有償・無償の別を問わず、事業者の営利を目的として行っているものであること 。
(本来業務の営利性の向上を目的として、客寄せ等のために動物を展示するような場合も、当該要件に該当します。)
この「3要件全て」に該当する場合に「動物取扱業」の登録が必要になるそうです。
私の今までの見解
1.里親募集であっても有償は1年に1回のみ可能。
2.生体が無償でも交通費、お世話代など必要経費を頂く事も有償に入る。
3.対面譲渡必須
4.動物取扱業登録には動物取扱責任者(実務経験か専門学校卒業か要資格のいずれか必須)が1名必要。
今回調べて分かったこと
1.営利目的でなければ有償であろうと無かろうと問題ではない。
逆に営利目的であれば無償でも問題になる(広告目的に無償で譲る)。
回数に関しては「年2回又は2匹のいずれかを超える場合は該当する。」
とあるので、【頻度・取扱量とは】には該当しますね。
2.交通費など必要経費を頂くことは有償ではあるが、営利目的でなければ問題ない。
3.動物取扱業として必須であった対面譲渡は、個人でのやり取りであれば不可能ではない。(動物取扱業者は動物愛護の義務があるが、個人に義務はない)
4.動物取扱業登録には動物取扱責任者が1名必要だが資格は不要(要飼育期間半年以上)。自宅で繁殖させて里子に出す、というのが目的であればすでに飼育期間が経験になりえる。
なるほどなるほど。
私の場合は
【社会性】には該当しない(不特定多数に定め無く譲渡するのではなく、個人同士連絡を取りあう)。
【頻度・取扱量】には該当。
【営利性(事業性)】には該当しない(有償譲渡が多く、利益を得ていると判断されると該当する場合も)。
となりますので、3要件全てに該当せず現状では動物取扱業の登録は必要ないようです。
営利目的ではない場合は「第二種動物取扱業」に該当する場合もあるみたいですが、
我が家の規模ならば第二種の届け出要件「小型動物合計50頭以上」に該当することもないでしょうし、もし該当するようになればしっかり「ブリーダー」として第一種動物取扱業の登録をすれば良い事ですね。
調べれば調べるほど、この法律は対悪徳繁殖業者用に定められたもので、
我々個人らの里親里子交流を規制するものではないという事が分かりました。
ふぅ。
一時は登録するのに資格取らなきゃ!
とか
資格取得に1年もかかるの!?
なんてビビりましたが、しっかり調べて資格の必要性が無い事、登録が無くても有償取引は推奨されていないくらいで禁止されてはいないということ等、「脱法」ではなく法律の方針を理解して従えば問題ないと分かって安心です。
里親掲示板などで「動物取扱業の提示をお願いします」という書き込みを良く見ますが、今となっては「え?」と思ってしまいますね(^-^;
樽美酒襲来
ここまで来ると病気かもしれません・・・
ついに迎えてしまいました。
樽美sh・・・もといホワイトフェイスくん。
そしてホワイトフェイスちゃん。
そう。
ペアでのお出迎えです!!
とても人懐っこくてゴリオとは大違いです。
ゴリオ:呼んだ?
ゴリオはリューシスティックと呼ばれる「白変種」。
「白くなる」という意味でアルビノと近いイメージを持っている方もいるかもしれませんが、まったくの別物です。
っと今回はゴリオが主役ではないので、その話はまた別の機会にします。
ホワイトフェイスは全身が「白くなる」のではなく顔だけが白くなるフクロモモンガの色変わりです。
フクモモらしいかわいい縦縞を残しつつ、一部を白変化させるなんて・・・イイとこ取りの憎たらしい輩です。
ノーマルカラーにある目の周りの黒いリングもなく、口の周りの無精ひげもありません。
ホワイトフェイスを見慣れてくると・・・
ノーマルのコが・・・
ドロボーのおっさんに見えてきます。
とっつぁ~ん!
まぁてぇ~い!ル○~ン!!
いやいやノーマルはノーマルでかわいいですね。
手の上でりんごあげたら、ひと齧りして寝ちゃいました。
わざとやってるんでしょうか・・・(苦笑)
・・・愛くるしいにもほどがある orz
このコらで我が家のフクモモは12匹を超えてしまいました。
さて、今後我が家はどうなっていくのでしょうか・・・ハハハ(^-^;;;
昨日今日のベイビー
な、なんと・・・!
昨日は袋に収まりきっていたベビー達が、本日完全に袋から出ていました。
発見したのは吹雪にりんごを与えようと、呼んでみると・・・あれ?痩せた?
すごいスリムになって巣から出てくるじゃないですか。
・・・
ま、まさか子喰い!?
巣の中を確認するとパパである雪崩が「なんだこのやろー!」といわんばかりにガン見してきます。
ベビーどこだー!?っと焦る私。
するとジジジジっと小さな鳴き声が!
雪崩のガン飛ばしにビビリながらも巣の中を覗くと
ウネウネと動く小さな生物が!
おぉ~!ついに完全に袋から出たー!!
この夫婦、吹雪(ママ)はどちらかというとあまり育児は適当ですが、パパの雪崩はかなり面倒見が良いです。
吹雪はエサに釣られて、人の手にベビーぶら下げたまま来ます。
ベビーを剥がしても怒りません。
それで、ベビーを巣に戻すと雪崩が速攻でベビーを抱えてマーキングしまくります。
人の匂い・・・というより他の匂いを消したいのですかねぇ。
良くできたパパです。
でもそんなパパでも好物で釣ればすぐ巣から離れますので、
お借りしました!
ちっこーい♪
まだ目も開いてなく、指にしがみついたり、カジカジ齧ってきます(痛み無し)。
性別は二匹とも女の子でした。
最近は女の子率高いなぁ~♪
またもうちょっと大きくなったら里親さまを探さなくちゃ。
この時期から「人の手」の感触を覚えさせておくとベタ慣れになりやすいです。
毎日1回は拝借させて頂くとしましょう。
ケージに戻そうと両親が出入り口にて返せ返せと言わんばかりにしがみついていたので、返してあげるとやはり雪崩が全身を擦り付けマーキングしていました(^-^;
いやぁ~成長が楽しみです!
繁殖可能時期について
2013年も残すところあと1ヶ月ですね~!
年末というのは忙しくなるものですが、良い年を迎えれるよう努めて参りましょう!
本日も吹雪の様子を伺ってみると・・・
ベビーが袋から出ているー!(みづらくてすみません)
最近あまり巣から出ないなぁ・・・とちょっと心配になっていたのだけど、このせいだったみたいです。
早速性別の確認をさせて頂こうと思い好物の昆虫ゼリーで釣ってみたところ、
ノコノコと出て来たので、ちょっとベビーを拝借・・・しようと思ったのですが
袋に戻っちゃいました。
まだ完全に袋から出た訳ではない様子。
お乳を飲んでいるベビーの成長はとても早いので、あと数日もすれば袋に入りきらないサイズに成長するかと思います。
またその時に拝借させていただこうー(^-^)
縁あって女の子が産まれれば里親を希望されている方がおりますので、女の子であればいいなぁ♪
あと…びっくりしましたが、リューシ×ノーマル部屋のクポがベビーを産んだみたい…。
まだ小さすぎて錯覚なのかもしれないですが、袋に何か違和感を感じる膨らみがありました(押しつぶす可能性があるので触って確認はできませんでした)。
本来ならばベビー誕生は喜ばしいことなんですけど、クポは5月産まれなので、生後まだ6ヶ月半。
若すぎる母です・・・早くても妊娠は10ヶ月後だと思っていたのですが…。
フクモモの性成熟は雄10ヶ月、雌12ヶ月と参考書や飼育情報サイトなどに記載されていたのを鵜呑みにしすぎていました…。
妊娠から二週間で出産して、袋の上から膨らみが分かるくらいの状態になっていることから逆算すると、5ヶ月半くらいで妊娠したと思われます。
出産までは無事やりとげてくれていますので、今後の子育てをしっかりしてくれるか心配ですね…注意して様子を見てみようと思います。
やはり飼育情報の確立がまだまだしていないですね・・・フクロモモンガは。
フクロモモンガは生後5ヶ月くらいで繁殖可能です。