フクモモらぼ

フクロモモンガの飼育から繁殖まで彼らの生態を隅々まで調べまくります。

親任せ ベビーベタ慣れ術

すみません。またもお久しぶりになってしまいました。
5月17日産まれのベビー2匹はすっかり大きくなりました。
この兄妹、色変わりではないですけど、一目で分かるくらい白っぽいのと黒っぽいんです。
なので、白っぽい男の子をシッポ、黒っぽい女の子をクポと名付けました。
写真無くてすみません(^-^;
デジカメの写真整理をしたら載せます。

ほとんど親任せであまり構ってやれずにいたので、親から離して2日間ほど威嚇されましたけど、今では手を入れれば自らつかまりに来るくらいに(^-^)
あと寝てる所を頬やおなかをぐりぐりこすってやると仰向けになったりするようになり、しっかり懐いてくれました。

そして昨日、そろそろシッポとクポを別居させようと思い、クポを姉であるゆずのケージに移しました。
ゆずは匂いを嗅ぐくらいで、あまり興味はないみたい・・・。
クポは見知らぬ女性にビビリまくりでずっと隅っこにいてソワソワ。
落ち着かないみたい。
ちょっと心配だけど、がんばれクポ!

あ、そうそう。 前回ちょこっと書いた「親任せ モモンガベビーの慣れさせ方」について書きます。 飼育中のペアから産まれたベビーを慣れさせる方法です。 ベビーを購入して育ててる人には親が居ないので役にたたないかもしれません(^-^;

基本、親にしがみついて母乳を飲んでる時は、今までの経験上何も食べません
ペットミルク、リンゴ、マンゴー、ゼリー全て無反応でした。
結局そのまま母親のおやつになってしまうという事に(笑)。
よく人口保育でペットミルクを与え育てる人は凄いなーなんて思っていましたが、ベビーがそれしか食べる物がないから食べるんだと思います。

では、餌でなれさせずにどうなれさせるのか。

それは触れれる時間があればできうる限り触ること

これだけです。
触る・・・というか接するかな。
どんな生物にとっても基本中の基本ですね。
仲良くなろうと思うならばしっかり接する時間が重要です。

ベビーが袋から出てきたのを確認したら、母親から拝借して手の平に乗せる。
家事など色々やる事あるならば、出来るだけ手の中に入れたまま(もしくはポーチやポケットに入れて)一緒に移動。
成長期ですので、30分~1時間くらいしたら一度母親に戻し母乳を補給
また少し経ったら拝借して一緒に移動。
これを自身の時間の許せる限り行いましょう。
これで数日後に目が開きますが、手を見ても怖がりませんし手のひらで寝てくれるでしょう。
で、どんどん大きくなってくにつれて母乳補給の間隔を延ばしていく。
数週間後にはほぼ半日連れまわすこともできるでしょう。
この頃にはようやくリンゴとか食べてくれるようにもなるでしょう。
そこからはさらに慣れ慣れしさが増します。
っとこんな感じですね。
その後も変わりなき愛情を注いであげればベビーもしっかり応えてくれるでしょう!